
芸人の中田敦彦さんが書いた「労働2.0」っていう本が気になる。
どういう内容の本なのか、どう役に立つのか知りたい。
おはこんこばんちゃ、ていとくです!
本屋さんに立ち寄ったときに、ふと目にした【労働2.0】という芸人で「オリエンタルラジオ」というコンビ名で活躍している中田敦彦さんの本が気になり、購入しました
最近は芸人さんがよく本を出してるなという印象で、例えばキングコングの西野亮廣さんもそうですね
過去に西野さんの本も読んだことがあり、いい本だったので今回の中田敦彦さんの本も読んでみようと思った次第です
ちなみに西野さんの本の書評の記事も書いてるので、気になる方は以下を読んでみてください
- 【労働2.0】を読んだ感想
- 【労働2.0】の大まかな内容
- 会社勤めの方がやるべきこと
この本は現在会社勤めの方や、これから起業も考えてる方などにも参考になる内容になってました
基本的に「労働について」というテーマで書かれた本で、平社員・管理職・経営者の違いなんかも詳しく書いていて、資産を築くためには具体的にどうすればいいのかなどが書いてある内容になってます
- サラリーマン
- 起業を考えている
- 会社に不満がある
結構当てはまるというか、ほぼ全員が上記のような方じゃないでしょうか?
会社に不満があるのはおそらく全員と言っても過言ではないかと思い、この本にはそれに対しての対策法なんかも書いてます
1982年生まれ。慶應義塾大学在学中に藤森慎吾とオリエンタルラジオを結成し、2004年にNSC(吉本総合芸能学院)へ。
同年、リズムネタ「武勇伝」で「M-1グランプリ」準決勝に進出して話題となり、2005年に「エンタの神様」(日本テレビ系)などでブレイク。
バラエティ番組を中心に活躍する。2016年には音楽ユニットRADIO FISHによる楽曲「PERFECT HUMAN」を大ヒットに導き、NHK紅白歌合戦にも出場。
2018年には、自身のオンラインサロン「NKT Online Salon」を開設。アパレルブランド「幸福洗脳」を立ち上げ、経営者としての手腕も注目されている。
引用:帯
堀江貴文さんや西野亮廣さんも絶賛している本で、帯にもその声が書かれているので紹介します
誰よりも多動し、圧倒的成果を出す彼は、天狗なんかじゃない。”天才”だ。
すべての成功には理由があって、すべての失敗には原因がある。だから全員にチャンスがある。
中田君はそれを教えてくれた。いい本だ!
両者とも絶賛している本のようで、期待できます
第1章:やらされ仕事で、一生を終えるな!
第2章:「やりがい至上主義」「コンテンツ至上主義」にとらわれるな!
第3章:「やりたい人×できる人」が奇跡を起こす!
第4章:プロ崇拝などナンセンスだ!
第5章:時代を読み、利益を生み出せ!
ざっと目次に目を通していただいたところで、本題に入っていきます
【労働2.0】を読んでみた感想/会社勤めの方全員が読むべし

読んだ感想としては、「会社勤めの方は読んだ方がいい」です
著者が言いたいこととは?
これは人それぞれなところはあると思いますが、僕が本書を読んで著者がなにが言いたいのかを推測すると、以下のような感じかなと思いました
- 会社に不満があるならアクションを起こそう
- 会社経営のすすめ
- 自分の才能を活かそう
基本的に会社勤めから脱却するべし的なことを書いてますが、それには条件があるとのこと
- 会社に不満がある
- 自分の成果を認めてくれない
- 会社が古い体質
このような場合、ストレスを抱えて生きてるくらいならやめてしまって、他の道を探したほうがいいといいます
会社内で一度は耳にしたことがあろうセリフ、「上のやつらは現場を見てないから何もわかってない、ダメな人たちだ」という声
著者はこのように愚痴を言う人たちのことを、「勘違いも甚だしい」と言います
会社というのは「資本家」と「労働者」で成り立つ組織であり、上記のように文句をいう労働者は単なる歯車でしかないのに、言うことだけはでかいと
つまり会社の場合、お金を出して会社を設立した「資本家」が偉いとなります
「労働者」は会社が儲かろうが赤字だろうが、一定の給料をもらえるのに対し、「資本家」は会社が儲からなければ倒産して一文無しになってしまうリスクもある
「労働者」は昇進して部長や課長になっても「労働者」で、上の言うことには逆らえません
不満があるならリスクをとって起業をすればいいのに、怖くて出来ないくせに文句は言うのは矛盾してるし格好悪いことこの上ない
僕もこの意見には大賛成で、そういう風に文句を言う人が苦手です
まだ会社を変えようとして自分でなにかしらアクションを起こしたならまだしも、何もしない方がほとんど
なので著者の言うことは痛いほどわかりました
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才能の見つけ方が為になった

本書には才能を見つけるには、どうすればいいのかを書いた章があります
面白い一文があったので抜粋して紹介します
あなたは今ものすごくお腹が空いている。ところが、外は土砂降り、コンビニは遠くて、車もない。
こうした状況で、どうやって空腹を満たしますか?
冷蔵庫の中の食べ物でなんとかするしかありません。
結果、目を皿のようにして冷蔵庫の中を探すことになります。
p101
なにが言いたいのかというと、人間は極限まで追い込まれないと、自分の可能性に気づかないということ
悠々自適の生活の中では才能は見つからないということでもあり、確かにと思いました
著者の中田さんは自身もそういう経験をしており、追い込まれた状況で見つけたのが自らの学歴のことでした
慶應義塾大学という高学歴で、芸人としてデビューした頃は、学歴なんて邪魔でしかないと思い封印していたそうです
ご存じの方も多いと思いますが、リズムネタの「武勇伝」で一躍人気になったことがあるオリエンタルラジオですが、その後はライバルが次々出てきて勢いを失ってしまいます
そのときに自分の冷蔵庫を覗き、学歴という武器を持ちだしたところ仕事が増えたと
そんなことがあり、空腹の状態で冷蔵庫を覗くことをすすめてました
才能は1人ではなく他人に探してもらうのがいい
自分では当たり前のようになっていたことが、才能ということもあります
当たり前すぎてとくになにも思わないですが、他人からしてみると強い武器なのにもったいないと思うことがしばしばある
自分をしるために一人旅なんかをする方もいますが、著者はそれをすすめません
人と話をして指摘を受けることが、才能を見つける一番の近道と言います
「自分はなんの才能もない」と思ったことは誰しもあるかと思い、そういう時って1人で考えがちじゃないですか?
1人で考えるとなにが才能なのかわからない
当たり前のように持っているスキルだとか、性格なんかが意外と才能だったりするそうです
まとめ
本書では他に為になる章として以下のようなことが書いてます
- 個性が組み合わさると「逸材」に化ける
- 「すごい武器」はいらない。足元の石を拾って投げろ
- 商品の質は「ストーリー」でカバーできる
- SNSでは真実を語れ
全て本記事にて詳しく書いていきたいところですが、ネタバレになってしまうので楽しみはとっておいて欲しいなと思います
気になる方は本書を読んでみてください