今回のテーマは「希少価値」について
少ししかない、または珍しくてなかなか手に入らないなどから生じる価値
タイトルにもありますが、収入を増やしたいと思うなら「希少価値」をあげることが重要になってくるということで、じゃあ「希少価値」はどうやってあげていけばいいのか?という疑問を解消すべく、こちらの本を参考に書いていきます
- 収入を増やしたい
- 「希少価値」のあげかたを知りたい
- なにか物事に取り組もうとしている
Contents
職業の掛け合わせで「希少価値」をあげる
職業の掛け合わせとは読んで字のごとく、いろんな職業を経験してそれらを掛け合わせることによって自分がどんどん希少な人材になっていくといった意味です
言ってることは間違ってないんですが、それだけだと誰にでもできてしまうので希少価値的には5分の1くらいの価値じゃないでしょうか?
なのでまずは最低でも100分の1までの人材価値にはなっていたいところです
では100分の1になるにはどうすればいいか?
「1万時間の法則」というものを利用します
ある一つのことに1万時間を費やせば一人前になれるという法則
この法則どおりにやったところで初めて100分の1の人材価値がうまれます
1万時間というと、毎日9時間頑張って大体3年くらい
たとえばあなたが絵を描く練習を3年間続ければ100人に1人の人材になれるということです
100人に1人はたいして希少ではない
ぶっちゃけてしまうと100人に1人なんてごろごろいますよね?
あなたの周りにも3年以上同じ仕事を続けてる人なんてごまんといるはず
なので100人に1人では大して「希少価値」はないなぁというところ
著者の西野さんはご存知の通りお笑い芸人でもあります
彼の世界、つまりお笑い芸人がたくさん所属する吉本興業には現在6000人の芸人さんがいるとのこと
もちろん皆、1万時間以上をお笑いに費やしている100人に1人の人材だらけです
その中ではいくら100人に1人といっても埋もれてしまうので「希少価値」は少なく、収入もあがらない
結果、吉本興業の芸人さんで「お笑い」だけで食べていけてるのは1割にも満たないそうです
100人に1人だらけの世界でトップ
100人に1人の人達がたくさんいる中でトップをとれば、「希少価値」もあがります
ですが1万時間も費やしてる人たちというのはそれなりのレベルに達しているので、その中で勝ち上がっていくのはすごく難しい
結局、一つの分野で戦う(専業)というのは「希少価値をあげにくい争いに参戦している」と考えられるということになります

「希少価値」を効率よくあげるには?
たとえばあなたが初めに1万時間を費やしたものを「A」とします
「A」が一人前になれたなら、次は全くちがう「B」に手を出してそこでもまた1万時間を費やす
これで「100人に1人×100人に1人」となり、「1万人に1人」の価値がある人材になることができます
これで「希少価値」はぐんとあがります
著者の西野さんの場合「A=お笑い芸人」「B=絵本作家」となり、漫才ができる絵本作家は「1万人に1人」しかいないことに
絵本業界の裏側を漫才でネタにしておもしろくできる人材も「1万人に1人」になります
今、日本で「芸人×絵本」の仕事は「キングコング西野さん」に舞い込んでくるという仕組みができあがる
「A」と「B」はなるべく離れた業界にする
たとえば「シルバーアクセサリー職人」に1万時間かけて、次に「ジュエリー職人」1万時間かけたとしても、「1万人に1人」には違いないんですが仕事の幅は狭いですよね
目安としては「〇〇のくせに」と言われるくらいがちょうどいいとのこと
西野さんだったら「芸人のくせに絵本かきやがって」とか、ビートたけしさんだったら「芸人のくせに映画とりやがって」みたいに、なるべく離れたことに1万時間費やす
そうすれば仕事の幅が広がり、思いもよらない仕事が舞い込んでくるということ
西野さんは「芸人」「絵本作家」のほかにも「オンラインサロンオーナー」もやっています
西野さんに舞い込んできた仕事
あるとき西野さんに、TOYOTAさんからお仕事を依頼されたそうです
という内容
本来デザインの仕事ならば、プロのデザイナーに依頼するところなんです
ところが2万人を超えるオンラインサロンオーナーでもある西野さんに依頼をした理由は、「デザイン」だけでなく「デザイン+広告効果」というところに期待されたから
何が言いたいかというと、西野さんが「芸人」1本でやってたり「絵本」1本でやっていたら絶対に舞い込んでこない仕事というところです

「希少価値」をあげて仕事の幅を広げよう
「希少価値」あげることが重要だということがおわかり頂けたでしょうか?
あくまでも収入をあげたい人ならということなんですが、別に今の仕事1本で十分だよという方はそれでいいと思います
ですが今の時代、1本では満足な収入が得られなくなってきてるかと
「専業」ではなくいよいよ「複業」の時代がきているように感じます
以上、「希少価値」をあげて収入を増やす方法でした
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