今回は「お金」についての話
今の時代むかしからよくいわれる、「お金は苦労して稼げ」「お金は汗水たらして稼げ」「お金は我慢の対価だ」という考え方の時代ではないです
という方が多いんじゃないでしょうか?
体感的にも今の若い人たちはなんとなくわかってるかなぁと感じますが、中年~年配の方たちはまだむかしの考えのまま、あまり変わってないようにも見えます
そりゃそうですよね、むかしは「お金は汗水たらして稼ぐ」ことが美徳のように思われてたわけですから
しかし時代は移ろいます
「汗水たらしてお金を稼ぐ」という考えの方たちが今の考えをとりいれたら、その気力と根性でもっと稼げちゃうんじゃないでしょうか?
今回は「お金」の考え方についてこちら、芸人としても知られているキングコングの西野亮廣さんの本を参考に紹介していきます
- 仕事量と給料に不満がある
- お金の価値とはなにか知りたい
- 収入をあげたい
お金は「労働の対価」ではなく「価値の対価」
お金を「労働の対価」や「時間をかけた分稼げる」といった考えのままではずっと稼げないのはなんとなくわかったかと思います
ではどう考えるのがいいのか?
それはお金は「他者に提供した価値の対価」という考え方
これだけではちょっと曖昧な表現なので、わかりやすく具体的にはどういうことか例をあげてみます
たとえば仕事が終わって帰宅中、予想だにしない大雨がふってきたとします
駅の出入り口で2人たちどまっている
2人とも濡らしたくないスーツや、大事な荷物をもっている状況
1人はいつも常備していたカッパや折り畳み傘をもっている
もう1人はなにも持っていない
この2人に「傘」を売ろうとしたとき、どうなるか?
カッパや折り畳み傘をもっていた人は10円でも買ってくれないけど、持ってない人からしたら1000円でも買ってくれると思いませんか?
これが「他者に提供した価値の対価」というものです
仕事量に給料が見合わないと感じたら
そういう方、少なくないと思います
お金というのは「提供した労働」ではなく「提供した価値」によって増えたり減ったりする
職場に不満をおぼえたときはまず職場の環境を疑うと同時に、自分が会社や仕事仲間に対して「価値を提供」できているか考えてみましょう
上の話のように、いつもカッパや傘を持ち歩いてる人に対して「傘」を売ろうとしているのかもしれないですからね
人手がたりないとか、どうしたらもっと効率よくなるかとか、部下の情報を知りたいだとかで困ってる上司に
- 人手が足りないなら自分が手伝うと言ってみる
- こうしたらどうでしょうと助言してみる
- 同僚の得意不得意なことを教えてあげる
など、上司が価値があると感じることを提供してみるとうまく利用できて出世も早まるかもしれません
上司を利用するという点でいうと他にもいろいろやり方はありますが、それについてはこちらの記事を読んでみてください


他人に「価値を提供」してお金をもらえる
お金は「他者に提供した価値の対価」という考え方はなんとなくわかったかと思います
ではもっと簡単に説明するとしたら、こういうことじゃないでしょうか?
たとえばの話、この世に僕とあなたしかいないとします
僕は「1万円」をもっていて、あなたは無一文
現段階ではこの世の富は「1万円」です
そこで、「1万円」が欲しくなったあなたは「1万円の価値がある靴」を作りました
僕が「1万円」でその靴を買う
そうするとあなたの手元には「1万円」があり、僕の手元には「1万円の価値がある靴」がありますね
こうしてあなたが「1万円」を稼いでくれたおかげでこの世の富が「2万円」になり、この世は豊かになった
どうでしょう?こうするとだいぶわかりやすくなったんじゃないでしょうか?
日本人はお金に対する教育がほぼ皆無なので、「お金を稼ぐ=悪」みたいな風潮がありますよね
でもこの話を聞いてどう思いましたか?お金を稼ぐことは悪いことですか?他人が幸せになり、なおかつその対価として自分も稼げた
「他者に提供した価値の対価」として稼ぐんであれば、どんどん価値を提供してきましょう
それで自分も他人も幸せになれるんですもん

まとめ
いかがでしたでしょうか?今まであやふやな感じで考えていた「お金の価値」が理解できたんじゃないでしょうか?
むかしは「年次昇給」のような、会社に在籍してれば収入があがっていく仕組みだったので「汗水たらして稼げ」や「苦労して我慢して稼げ」と言われてたのもわかります
今もそのような会社は少数ですがあるとは思いますが、そのような仕組みは廃れていっているのは確かで、会社にいるメリットのようなものが薄れてるような気がするのは否めないところ
汗水たらして働くのも美しいしダメではないと思いますが、いかんせん「お金」を稼げないんじゃ美しいものも枯れてしまうように感じる
時代にあった働き方を目指していきたいところですね

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