本を読んだ・ためになる話を聞いた・映画をみた
じゃあ、それらを説明してみてくださいと言われたらすぐできますか?
おそらく、「えーっと、ちょっとまって・・・」ってなることが多いと思います
僕も昔読んだ本とか、すぐ説明できません
説明できないと本当に読んだのか?聞いたのか?ってなって説得力がありません
そこで今回はこちらの本を参考に、書いてアウトプットする方法を紹介していきます
なぜすぐに説明できないのか?
それは
インプットしてるだけで、アウトプットという作業をしてないので記憶に定着してないからです
- 読んだ本の内容を説明できない
- 話を聞いたけどうまく説明できない
- ネットで情報を得たけど、少したつと忘れる
Contents
アウトプットに有効な書き方3つ
誰でも簡単に、しかもその日から出来る方法を紹介します
これができると記憶に定着するので、インプットした情報が頭のなかで整理され、いざそのシーンに遭遇した際に思い出すことができます
手書きでノートに書く
得た情報をアウトプットするという観点からだと、PCにタイピングで書くのも一つの方法としてありです
しかし、タイピングよりも手書きのほうがいいです
なぜなら手書きのほうが
- よい成績をあげることができる
- 長い期間にわたって記憶が定着する
- 新しいアイデアをおもいつく
からです
実際にアメリカのブリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校で、手書きのグループとタイピングのグループに分けて講義を行う実験がありまして、その結果手書きのグループが上記の結果のように優秀という研究結果が出ました
PCに打ち込むほうが早いし疲れないのでそうしたいところですが、長期的に記憶として定着させたりアイデアを思いつきたいなら、手書きのほうがいいことがわかってるので、ノートを使って手で書くのがおススメですし効率がいいです
文章を速く書く
そもそも「書く」ということが脳のある部分を活性化させていまして、それは「脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)」
または「RAS(Reticular Activating System)」というところです(以下、RAS)
ただ書くというだけでも刺激するので、速く書けばさらに活性化できます
本書での速く書くコツとしては
- 時間を決めて書く
- 構成を決めてから書く
の2点です
時間を決めて書く
時間を長くかけて文章を書くほうがいいものが出来ると思ってる人は多いと思います
「これだけ考えて時間もかかったんだからいい文章に違いない」と
しかし1時間かけて書いたものと、倍の2時間かけて書いたもののクオリティを比べると何十%かアップするかもしれませんが、2倍にはならないということで、それなら時間を決めて速くかいたほうがいいんです
時間を気にしないでダラダラと書いてしまっては、脳もダラダラしてしまい「いい文章」は書けません
時間を決めて書くことによってRASが刺激されるので結果的に文章のクオリティがあがり、そして脳がそのスピードに慣れて短時間で書けるようになっていきます
構成を決めてから書く
1行書いて悩んで、2行目を書いてまた悩む
そんなことをしていたら時間も無駄に過ぎていくだけです
なので構成を先に考え、頭の中でイメージを固めることが大事でして、構成が決まればスラスラ進んで書けるというのは僕も実体験として何回か感じました
参考に、僕がブログを書くときに考えてる構成がこちらです
- 結論(これは〇〇です)
- 理由(なぜなら〇〇だからです)
- 根拠(こういうデータがあります)
- 結論(なので〇〇ということです)
基本はこの順番を意識して書いてます
構成について更に詳しく書いた記事はこちら▼

速く書く方法としてはこの記事を参考にしてみてください▼
https://www.teitoku-rockyou.net/2018/08/11/know-how/writing-speed-up/
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書いてアウトプットするのがなぜいいのか?
アウトプットの方法としてはほかにも話す、行動するなどがあります
どれもアウトプットとして有効でして、全てやれれば最高なんですが、以下の表のように書くというのはなによりフットワークが軽いのが強み
だからといって話すことや行動が悪いということではないです
それぞれにメリットがあり、やったほうがいいことに変わりはありません
話す | 書く | 行動 | |
一人でも可能か | × | 〇 | 〇 |
すぐに可能か | × | 〇 | × |
準備の必要 | なし | なし | あり |
情報を写真のように保存することができる
書くというのは、書いた紙を捨てなければずっと残り続け、写真のようにいつでも見返すことが出来ます
忘れることなく細かい点まで思い出せるというのは、アウトプットとして最適なのは間違いありません
話すや行動するのもアウトプットとしてはやったほうがいいですが、2~3日すると細かい部分は忘れ、完璧には思い出せません
絵や図を書くことで記憶に残りやすくなる
書くというのはなにも文字だけというわけではありません
自由度が高い「書く」という行為は絵や図を書くこともできまして、ただ文字を書くより記憶が定着しやすくなります
視覚的であればあるほど、認識されやすく思い出す可能性が高くなる
これには「画像優位性効果」という心理効果が働いているからです
あることを説明して、72時間後にどれだけ覚えているかを調べる実験をしたところ
- 口頭で説明した場合=10%
- 絵や図を使いながら説明=65%
という結果が出ました
絵や図などの視覚情報があるだけで、口頭で説明するよりも6倍以上記憶できることがわかります
かのスティーブ・ジョブズも、アイデアを出すためによく落書きをしていたということもありまして、いかに絵や図を使うことが大事なのかが証明されました
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書いてアウトプットすることの重要性まとめ
上述したように、書いてアウトプットすることがいかに重要なのかがわかったと思います
書くというのはRASを刺激するのに最も簡単な方法でして、刺激すれば脳が活性化し、結果的に学習能力や記憶力があがる
まとめますと
- PCにタイピングで打ち込むより、手書きでノートに書いたほうがいい
- 文章を速く書く(時間を決めて書く・構成を決めて書く)
- 書くということで、記憶を写真のように保存できる
- 絵や図を用いて書いて説明すると、口頭で説明するより6倍も高く記憶に残りやすい
学生時代は書く機会がたくさんあり、記憶にも定着しやすかったと思います
大人になってから昔のようにはいかなくなったなぁと感じませんか?
それは書く機会が圧倒的に減って、脳を活性化することがなくなっていったからだと説明できます
ですがインプットして書いてアウトプットで終わってはいけません
それだけでは最初のうちはいいんですが、ずっと身についてるかというとそうではないからです
その理由はこちらをどうぞ

本書はここ最近読んだ本の中で、一番ためになった本でした
アウトプットの本ですが、ブログ運営論やマーケティングについても書かれていて、これ1冊あればかなり世界観が変わると思いました
ぜひ一度手に取って読んでみることを強くおすすめします
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