いきなりですが僕は「難聴」です
左耳が機能停止で無音、右耳は音は聞こえるんですが感音性難聴(のちほど説明)です
あなたは「難聴」と聞いて、どういうものをイメージしますか?
- ただ単に耳が遠い
- 大きい声で伝えれば問題ない
- 補聴器を使えば普通に会話できる
僕が生きてきた中で、健聴者はこう思う人が圧倒的に多いです
自分はそうじゃないよ!
っていう人は、すごく親切で思いやりのある素敵な人だと思っていて、そういう人が増えればいいなと思う日々
難聴にも種類がありまして、種類ごとに正しい対応が必要なんですが、そんなのは健聴者からしたら
と思うのも仕方ないし、僕の経験上そういう人がほとんどです
おかげで人間不信で、ひねくれた性格になってしまった(; ・`д・´)w
と言っても数日たつと8割の人は忘れてます
なのでもうそこはほぼ諦め、「家族や特別な人のみに理解してもらうしかないなと・・・」
ですが!
難聴というものを知っておいて欲しいし、この先もし難聴者に出会ったばあいの対応を見直してほしい
そういう想いでこの記事を書いていく次第です(`・ω・´)
- 難聴の種類
- 難聴者あるある
- 難聴者が傷ついてしまう言動
Contents
感音性難聴あるある3選
難聴には種類があるんですが、僕は感音性難聴です
いきなり感音性難聴ってなに?って思うかもしれませんが、まずはエピソードを見てもらったらわかりやすいです
電話で聞き取れない
電話というと、日常や仕事で欠かせないものです(健聴者にとって)
チャットやメールで文字をうつより電話したほうが早いので、連絡するときは電話するって人がほとんどだと思いますが、僕は違いますし逆に遅くなります
~エピソード~
チャットかメールのように文字で連絡とるほうが早い!w
ドライブスルーをドライブスルー
ドライブスルーって普通に使える人にとっては便利だとおもいますが、僕には試練にしか感じませんw
~エピソード~
ていとく、ドライブスルーを見事にドライブスルー!
恥ずかしくて、スルーする途中の会計窓口を見れなかったですね・・・w
病院での診察
皮膚科の病院にいったときの話です
病院って医師も看護師も事務の人もみんなマスクしてますよね
読唇術といって、口の動きをみて聞く僕にはなにを言ってるかさっぱりなんです
~エピソード~
そして近くの薬局へ行き、処方箋を渡すんですが
そうして歩き回って薬局を転々とすること5~6件・・・やっと見つけました
気づいたら2時間たっていた・・・!w
他のあるあるとしては
- 聞こえたフリがめちゃ上手くなる
- 相手が笑ったら笑う、驚いたら驚く
- 聞き取れてないので、あいづちしか打てない
いろいろあるんですけど、書ききれないので割愛(; ・`д・´)w
難聴の種類は3つ
難聴には大きくわけると3つありまして、それぞれの症状を簡単に説明します
感音性難聴
- 音は聞こえているが、言葉が聞き取れない
- 音(声)の大きさ関係なく聞き取れない
- 騒がしい場所(外全体)だと、雑音>>>>>声なので何を言ってるかわからない
- 日本にいるのに英語で話しかけられてるイメージ
感音性難聴は補聴器ではおぎなえません
実際僕は15万円する補聴器をレンタルして1週間つけて生活してみたことがあるんですけど、なにも変わりませんでしたねw
あとは説明しなくても難聴者だとわかってもらうために、電池が入ってない補聴器を飾りでつけてたことも・・・
治療法も現時点では有効なものはなく、泣き寝入りするしかないといったところです
どうしろと!?w
伝音性難聴
- 音が聞こえにくい
- 大きな声で伝えれば聞き取れることが多い
- 大体は補聴器でおぎなえる
- 健聴者が耳をふさいだ状態に似てる
一般的に難聴というと、この症状をイメージする人が多いです
この難聴は、程度によりますけど補聴器をつければ健聴者と変わらないほど会話できることが多いし、手術で治すこともできます
補聴器でおぎなえるのは憶測ではなく実体験でして、そういう方とお話したことがあります
その方は補聴器をつけていて、聞き返すこともなく普通に喋れていました
といっても健聴者に比べたら、当たり前ですが難聴です
混合性難聴
- 伝音性難聴+感音性難聴の両方の症状
- 音が小さく聞こえ、さらに聞き取れない
- 伝音性寄りなのか、感音性寄りなのかで症状がわかれる
上記2つの難聴があわさったこの難聴は一番悪いように見えますが、手術・薬物療法・補聴器と治療法はあります
両耳難聴なら、有効な手術方法が可能なんですが、片耳の感音性難聴だけなすすべがなく一番辛いです
片耳でも手術すればいいんじゃないの?って思いますよね
手術することは可能なんですが、日本は世界に比べると、障がい者に理解がない国なので片耳の場合は保険が適用されないのです
難聴者が傷ついてしまう言動あるある6つ
実際僕が傷ついたことを紹介します
世の中には難聴者だとわかっているのにひどいことを言う人がいます
「信じてたのに・・・」
そんな経験ばかりでして、人を簡単に信用してはいけないということを痛いほど体感してきました
- 何回も聞き返されて、「あ~やっぱいいです」と言う
- 「聞こえないんじゃなくて、聞いてないんじゃないの?」と言う
- 「聞こえなかったときは、こうするんだよ」と上から目線でアドバイス
- 面倒くさがって話しかけない
- 聞き間違えたことを馬鹿にする
- 話が通じないと思い、一切目を合わせないで他の人に話す
正直まだまだあります!w
よくあるのは➀ですね、何回も聞き返すと大体こうなりますし、そうなるのがわかってるので聞こえたフリしてしまいます
➁は小学校のとき先生に言われて、ものすごいショックでした
子供だからって、どうせ忘れると思ってるんでしょうか?
あれから20年間たってますが、忘れたことはないです
➂は、良かれと思ってアドバイスしてくれるのはわかるんですけど、こちとら何十年コイツ(難聴)と付き合ってきたか・・・
それが有効ならとっくにやってます
➃➄➅はもう相手にもしてない感じ
今まで障がい者と触れ合ったことがない世間知らずとしか思いません(; ・`д・´)
おわりに
健聴者に対して、いくら難聴のつらさを訴えたところで、なぜかあまり大したことないような感じに受け取られます
健聴者が難聴のつらさをわからないのは当たり前だと思ってまして、なぜなら経験したことがないからです
ある論争と似ているところがある
健聴者とこの話をすると
と聞いたらないんですよね、そりゃ健聴ですもん(; ・`д・´)
と軽く論争になるんですが、わかったふうな感じ出すんですよね
んで、なんか似てるなぁと思うのが
「女性の生理のつらさは男性にはわからない」
このテーマです
これもよく論争になりますよね
男性があーだこーだ言って、色んな痛みに例えて納得したような空気だしますけど
わかるわけなくないですか?経験してないんですもん(;’∀’)
女性から言わせると、簡単に分かったふうになってんじゃねーよ!となりませんか?
「難聴のつらさは健聴者にはわからない」
というテーマでも同じことが言えるはずです
僕を思ってくれる理解者のアドバイスというか励ましはちゃんと聞いてます
理解者は少ないけど、色んな場面で助けてくれると嬉しいもんで、大事にしようってなりますもん
特になんの役にたつかわからない記事になりましたが、難聴というものを知っておいてくれるだけでも嬉しいです
この世の中が、障がい者に対して優しい世界になりますように
ありがとうございました
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